「国語はセンス・感覚で解く教科だ」
「読書をすれば国語の点数は伸びる」
この指導法が誤りだということは、『学ぶ前に知っておいてほしいこと』でも触れています。
さて、もうひとつ踏み込んで考えてみてください。
「読書をすることが国語の点数を伸ばすわけではない」といっても、本当に読書は必要ないのでしょうか?答えは、半分YESで半分NOです。半分NOである理由は、「ただ単に読書をするだけでは、国語の成績は伸びない」からです。
もう少し詳しく言えば、「自分勝手に、好きなものだけを読んでいても、何の力もつかない」からです。もう半分のYESの理由です。
国語の点数を伸ばすためには、日本語をルールにしたがって読み解く訓練が必要です。
そして、正しい日本語を身につけるためには、正しい日本語で書かれた文章を読むことが必要になります。だから、「名作」と呼ばれるような本をたくさん読めば、それだけ「正しい日本語に多く触れることができる」のです。
この『読解・作文トレーニング』は、名文といわれる美しい日本語の文章を問題文として扱っています。そのため、正しい日本語、美しい日本語に触れると同時に、その文章を「論理的」に読み解く訓練ができる教材になっています。
国語の問題は、ほとんどが冒頭にこう書いてあるはずです。
『次の文章を読んで、問題に答えなさい』 すなわち、答えは全て文章の中にある、ということなのです。日本語をルールにしたがって読んでいくこと、そして読みとったことを筋道立てて説明することができるようになれば、国語は他のどの教科よりも点数が取りやすい教科になるのです。
『読解・作文トレーニング』では、4〜6年生までの各学年で、共通単元を設けています。
大切なことを、少しずつ難度を上げながらスパイラル&ステップ方式で学習するので確実に力がつきます。
■論理エンジン 読解・作文コース
受講目安:小学1年生〜6年生
使用教材:論理エンジンキッズ、日本語論理トレーニング、
読解・作文トレーニング 標準編、上級編、発展編
|
Aコース |
Bコース |
Cコース |
Dコース |
時間
/回 |
60分 |
60分 |
90分 |
90分 |
受講
時間 |
@17:30~18:30
A18:00~19:00
B18:30~19:30
C19:00~20:00 |
@17:30~18:30
A18:00~19:00
B18:30~19:30
C19:00~20:00 |
@17:30~18:30
A18:00~19:00
B18:30~19:30
C19:00~20:00 |
@17:30~18:30
A18:00~19:00
B18:30~19:30
C19:00~20:00 |
日数 |
週1日 |
週2日 |
週1日 |
週2日 |
月謝
|
6,600円 |
12,100円 |
8,800円 |
15,400円 |
※入塾金 5,500円が別途必要になります。
※兄弟姉妹が通塾されている方は入塾金は半額になります。また兄弟割引もございます。(月謝の低い方が20%引き)
※その他の費用(維持費など)はかかりません。
■受講振替可能です。(月をまたいでもかまいません)ただし、振替日は空きがある時間帯のみとなります。
■開講日は原則として 平日 月〜金 となります。祝日は休みとなり、振替対応となります。
■受講時間に関しては、上記以外でもやむを得ない理由(部活・他の習い事など)があれば柔軟に対応いたします。
曜日によっての時間帯変更も可能です。(例 月曜日は 17:30〜 他は 18:30〜 など)
■当塾生には割引価格がございます。詳細はお問い合わせください。
■論理エンジン 「読解・作文トレーニング」の内容について
【標準編】
日本語のルールにしたがって文章を理解する練習からはじまります。なんとなく読むのではなく、正確に読むということを繰り返し練習します。文章の大切なところ(要点)を確実につかむことができれば、筆者の言いたいこともすぐに理解できるようになります。
ステップを細かく刻む構成になっているので、「なんとなく」「だいたい」で解き進めるということはありません。説明文、物語文、詩などさまざまな問題を通して、話の筋道を読み取っていきます。最終的には、1,700字程度の文章を読んで様々な問題が解けるようになります。
【上級編】
日本語のルールを知り、ルールにしたがって文章を読んでいく練習から始まります。長い文章を読むためには、一文の構造をしっかりと理解することが必要です。そのために、繰り返し「主語・述語」「言葉のつながり」を意識して読んでいく練習をしていきます。
この1冊が終わる頃には、「自分で好きなように読む」ことから卒業し、文章をありのままに受け止め、文章中から根拠を探し、正確な答えを探せるようになるでしょう。
最終的には、50字程度で答える記述問題が解けるようになります。
【発展編】
日本語の文章の成り立ちを理解することで、しっかりとした読解力をつける練習をします。
主観的な読み方ではなく、論理的な読み方を徹底的に訓練することで確かな得点力が身につきます。問題を正確に理解できたかどうかを測るために、数多くの記述問題を含んでいることも特長のひとつです。
論理的に読み取ることができるようになると、読みとったことを論理的に説明したり書いたりすることができるようになります。最終的には100字程度で答える記述問題が解けるようになります。実際の難関私立中学の入試に出題された問題が掲載されているので、力試しには最適の教材です。